Q1 遠絡療法は即効性があるのはなぜですか?

遠絡療法(遠道相応穴位経絡治療法(えんどうそうおうけついけいらくちりょうほう)は、Dr. KO Shan-Chi(柯尚志(こうしょうし)医師)が「一本鍼」の治療による約1万例の臨床データから「1か所に鍼(はり)を打つと、身体のどの部位が反応するか」を突き止め、分析した結果から導き出した法則をまとめた治療法です。

東洋医学では、我々の身体には12本(督脈(とくみゃく)・任脈(にんみゃく)も加えると14本)の経絡、すなわち気血水の流れの道すじがあるとされ、鍼灸での治療に使われてきました。

遠絡医学では、経絡の考えを応用し一本一本の道すじ(ライン)がそれぞれ影響している生命活動の流れ(ライフフロー)があり、身体を循環していると考えました。ライフフローは、血液、リンパ液、髄液(ずいえき)、ホルモン、神経伝達物質などの流れと関連します。ライフフローが健全に流れ身体を循環(じゅんかん)しているとき、病気の症状は現れません。ライフフローが詰まったり滞(とどこお)ったりすると、代謝(たいしゃ)活動が低下し炎症なども改善しにくい状態となります。痛みや痺れを始めとする様々な症状が現れます。

遠絡医学は東洋医学のこれまでの考えに新しい概念(がいねん)を加味し、子午流注(しごるちゅう)、陰陽五行(いんようごぎょう)の母子関係や陰陽六行の親子関係などから導かれる連接、相輔(そうほ)、補強(ほきょう)、相克(そうこく)などの治療法を確立し、「1本鍼の治療点」と「新たな東洋医学の理論」を融合(ゆうごう)し体系化させました。その結果、ライフフローの調整が再現性をもって自在に可能となり、即効性(そっこうせい)のある治療効果を得られるようになりました。

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Q2 なぜ西洋医学で治療出来ない病気を遠絡医学で治療することができるのですか?

遠絡医学では、神経系を下位中枢(脊髄)と上位中枢(上位脳・下位脳)に分けます。

そして、身体の局所に表れる病変部位に対応する責任中枢の存在を明らかにしています。これは、西洋医学では知られていない知識です。

(1)下位中枢(脊髄)を責任中枢とする局所の症状例

例えば、肩の前側の痛みは、腰椎L4/5レベル(腰椎の4番目と5番目の間の高さ)の脊髄に問題があります。

肩の後側の痛みは、頸椎レベルの脊髄によるものです。

膝の外側の痛みは、腰椎L4/5レベルの脊髄。
膝の内側の痛みは、仙椎S2/3レベル(仙椎2番と3番の間の高さ)によるものです。

その他にも全身のすべての部位に対応する中枢があり、中枢性の症状は、その責任中枢をコントロールしているライフフローを調整します。

このように、全身すべての病変に対し、遠絡医学ではその「病変の根元」からの治療ができます。

(2)上位中枢=上位脳(大脳) &下位脳(間脳・脳幹部・小脳)を責任中枢とする症状例

遠絡医学では、上位中枢性疾患の大半は、アトラス(頸椎1番レベルの脊髄)の微細炎症によるライフフローの詰りが原因と考えます。

例えば、ライフフローが詰まって渋滞したものが、視床に及ぶと症状として睡眠障害が現れます。視床下部に及びと冷え症、集中力の低下、うつ症状など、脳下垂体に及ぶとアレルギー症状、生理痛、内分泌(ホルモン)障害による諸症状が出現します。

病状が更に進行すると、12脳神経の圧迫による諸症状が出現します。

大脳基底核の障害にまで及ぶと、解離性運動障害、手の振えなどのパーキンソン様症状が出ると考えています。

更に、交通事故の外傷、或は高熱などによるアトラスの炎症が波及し、延髄が腫れて髄液が第四脳室から脊髄の中心管に流れない状態になると、中脳水道、第三脳室から側脳室に髄液の蓄積が起こり、手足の脱力感(麻痺症状)が出現します。

西洋医学において難病とされる疾患の多くは、上記の理論により説明が可能です。

症状があるのに検査しても異常がない、原因が分からないとされている症状の多くはライフフローの障害によると考えられますが、ライフフローは MRIや CTなどには映りません。

遠絡医学においては、ライフフローの障害による中枢性の病態が明らかにされていると同時に、問題があると診断した部位を遠絡療法により的確に治療できるので、現在の西洋医学では対応ができないとされている病気を治療することが可能です。

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Q3 遠絡医学と西洋医学はどこが違いますか?

西洋医学は、肩の痛みは肩の治療を行います。膝の痛みは膝の治療をします。

しかし遠絡医学では、肩の痛みという肩の病変は木の花の症状と捉え、木の幹の腰椎L4/5レベル,或は頸椎レベルの脊髄を治療します。

膝の痛みの病変は膝のみの治療ではなく、膝の内側なら仙椎S2/3レベルの治療、膝の外側なら腰椎L4/5レベルを治療します。

西洋医学では、下位脳の視床、視床下部、脳下垂体、12脳神経の症状は、例えば鼻炎なら抗アレルギー剤を投与、頭痛なら痛み止めを投与します。しかし、遠絡医学では、アトラス(頸椎1番レベル)を中心とした治療で、下位脳の症状は消失します。

言い換えれば、西洋医学は木の花の病名に対する治療、遠絡医学では木の幹の病変に対する治療です。外から抑え込む治療ではなく、患者様ご自身の自然治癒力による本当の健康の回復が可能です。

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Q4 遠絡療法はどのような病気に効果的ですか?

~遠絡療法は、手術が適応の病気以外、ほぼすべてに適応があります~

身体の病気は、骨折や骨変形などの器質的病気と、ライフフローの詰り(つまり)や滞り(とどこお)によって起こる機能的病気があります。

ライフフローの詰りによる機能的病気はすべて遠絡療法の適応になります。

器質的病気は、手術による治療が適する状態であれば、そちらを優先すべきでしょう。もちろん器質的病気であっても、ライフフローの改善により症状の軽快につながる場合もあります。手術適応の無い器質的病気は、遠絡療法の適応といえるでしょう。

また、脳や脊髄の細胞が、出血や梗塞、外傷などで壊れてしまったものは、再生できません。しかし、細胞や神経線維が圧迫されていることで起きている一時的な機能障害は、ライフフローの改善により回復の可能性があります。

ご自分の症状にも効果があるかをお知りたい場合は、メールまたはお電話にてお気軽にご相談下さい。

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Q5 遠絡療法に副作用はありますか?

薬や注射、手術などは行わずに治療ができます。お子様や高齢者にも安全な治療です。

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Q6 遠絡療法はどこで受けられますか?

遠絡療法の教育、実習を受けて、試験に合格した医師・治療師のいる医院、診療所にて受けることができます。(日本、アメリカ、シンガポール、台湾、香港など)

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小泉医院遠絡医療センター

〒340-0016
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