肘痛(野球肘・ゴルフ肘・テニス肘)

肘はスポーツや肉体労働の過負荷にて痛みが発生しやすい部位のひとつです。

一般的には、痛みの出ている部位=局所に着目し、レントゲンなどの検査を行います。

一般的に考えられる原因

スポーツ(野球の投球動作・ゴルフクラブのスイング動作・テニスラケットの素振り動作など)による繰り返しの負荷による、上腕骨内側上顆または上腕骨外側上顆部分の炎症(筋や腱の変性・滑膜の炎症)などオーバーユースが原因として最も多くあげられています。

肘痛の一般的な治療

  • 消炎・湿布
  • 痛み止めの処方
  • 物理療法

肘痛に対する遠絡療法

遠絡医学においては、肘痛を診断する場合、局所性と中枢性に分けて考えます。痛む部位に、骨折があったり、打撲や外傷などのはっきりした原因の場合は局所性、特にきっかけなく原因不明にて発生した肘痛の場合は、中枢性と考えます。

肘痛の中枢の原因部位は、症状が出ている部位により頚部、胸椎部、腰部の3か所が考えらえます。その部位の脊髄の神経線維の微細な炎症により、神経線維が圧迫されているか、ダメージを受けている 状態です。肘痛の改善の為には、中枢部脊髄の炎症の改善が必要で す。

肘痛の原因中枢例

  • 野球肘
    (肘を体側におろして伸ばし、手掌を前にむけた状態で 肘の後ろ側が痛む)⇒頚椎レベル脊髄
  • ゴルフ肘
    (肘を体側におろして伸ばし、手掌を前にむけた状態で 肘の小指側が痛む)⇒胸椎T4/5レベル脊髄
  • テニス肘
    (肘を体側におろして伸ばし、手掌を前にむけた状態で 肘の外側親指側が痛む)⇒ 腰椎L4/5レベル脊髄

遠絡療法により、中枢部脊髄をコントロールするライフフローを治療すると、炎症により神経線維が圧迫されたことによる痛みはその場で改善します。

神経線維のダメージによって生じている痛みの場合も、その場で痛みの改善は実感できます。その場合は症状の戻りが早い傾向があります。繰り返しの治療により神経線維が修復されると、痛みが出なくなります。

【症例1】
脳出血、両肩挙上困難、テニス肘を合併した症例(40代、男性) (複数の合併症状があっても、遠絡の診断治療は可能な一例)

平成23年7月、両上肢の痛み痺れと右下肢の麻痺を伴った為、遠絡外来受診。

上肢の痛みは、左肩関節と右肘外側(テニス肘)にありました。軽度の左脳出血による麻痺と中枢性の痛みが合併していると判断し、治療は脳幹部~頚部と腰椎L2から仙椎S1のライフフローの調整を実施しました。

腰痛、肘の痛みは消失。右上肢陽経の麻痺、右下肢陰経の麻痺も、治療前が10とすると本人の主観にて3に改善しました。

解説:

初診時に、右上肢陽経の麻痺、右下肢陰経の麻痺があるため、グーパーテストを施行、陽性でした。更に、右足背の背屈が困難であることも確認、左脳出血があると診断しました。

CTやMRIに出ない程度の微細な出血でも、症状が現れる場合が多々あり、その例と考えます。左上肢挙上困難、右肘の痛みがあるため、腰椎L3/4を確認したところ、痛みを確認出来ました。右肘の上腕骨外顆の痛み及び左肩挙上困難は腰椎L3/4の神経線維の不全圧迫による症状が肩と肘に現れている中枢性の「左肩関節炎」「右テニス肘」と診断しました。

遠絡医学的診断に基づき原因を特定できたことで、その部位のライフフローを改善する遠絡治療により症状は速やかに改善に向かいました。

【症例2】ゴルフ肘、腰痛、肩関節痛を遠絡にて初回にて劇的に改善した症例

50代、男性。5年間ゴルフ歴あり、月1回ゴルフの試合も最近参加することにした。

平成25年7月、肘の痛みを訴えて、整形外科を受診ゴルフ肘と診断され、物療治療をうけましたが、痛みが取れず、最近は腰痛、肩関節の痛みも強くなってきたため、遠絡治療の目的で、当院を受診されました。ソフトレーザーで、胸髄T4/5、腰髄L4/5を治療しました、ゴルフ肘、腰痛、肩関節痛はたちまち消失しました。

解説:

ゴルフ肘の中枢は胸髄T4/5、オーバーユース部位は上腕骨内顆、肩関節痛の中枢は腰髄L4/5、オーバーユース部位は肩関節のやや前方と言う遠絡理論を利用して治療しました。

小泉医院遠絡医療センター

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