足首の痛み・アキレス腱炎/踵(かかと)痛/足裏の痛み・足底筋膜炎

足首やアキレス腱、踵や足裏は、歩行時に荷重がかかるため、痛みが発生しやすい部位のひとつです。特に、ランニングなどのスポーツをする方、肥満傾向の方、合わない靴を履いている方などは、足に負担がかかり痛みが出やすいと言われています。

一般的には、痛みの出ている部位=局所に着目し、レントゲン検査などを行います。

一般的に考えられる原因

  • 踵骨の疲労骨折、骨棘変形(踵骨にできるとげのような変形が出来ている)
  • 足底筋膜炎(足底の筋膜の炎症・中年期以降に多い)
  • アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎(アキレス腱の踵骨付着部に炎症がある状態)
  • 踵骨後部滑液包炎、アキレス腱皮下滑液包炎、踵骨下滑液包炎(関節や骨と軟部組織の間にありクッションの役割をもつ滑液包が炎症を起こしている状態)
  • 踵骨骨端炎、踵骨骨髄炎、単発性骨嚢腫(こつのうしゅ)

踵痛・足裏痛の一般的な治療

  • 消炎・湿布
  • 痛み止めの処方
  • 物理療法
  • 足底板(インソール)の作成:荷重時の衝撃を吸収する目的

足首痛・アキレス腱痛・踵痛・足裏痛に対する遠絡療法

遠絡医学においては、足首痛・アキレス腱痛・踵(かかと)痛・足裏痛を診断する場合、局所性と中枢性に分けて考えます。 痛む部位に、骨折、打撲や外傷などのはっきりした原因がある場合は局所性と考えます。きっかけが無く原因不明で発生した踵痛・足裏痛の場合は、中枢性と考えます。

また、左右両側に発生する踵痛や、痛む範囲が日により変動するなど1点に固定していない場合もほとんどが中枢性の痛みです。

片側性の踵痛、足裏痛の中枢の原因は、主に腰椎部または仙骨部の脊髄または馬尾神経部分の神経線維に炎症による部分的な圧迫が起きることです。中枢部脊髄の炎症の改善が必要です。

両側性の踵痛、足裏痛の場合は、(1)片側性の症状が時間差で両側に出現している場合(前述の病態が両側に出現しているもの)と(2)下位脳(視床)が原因で、足部に両側性に出現している場合の2つが考えられます。診察による鑑別が重要です。

さらに、足部に体重をかけるとビリッとした痛みが発生する場合は、中枢原因部位の神経線維に重篤なダメージ(神経線維破壊症候群)があり、神経線維の修復を促進する治療が必要になります。

遠絡療法により、腰部または仙骨部の脊髄、または下位脳(視床)をコントロールするライフフローを治療すると、炎症により神経線維が圧迫されたことによる痛みはその場で改善します。神経線維のダメージによって生じている痛みの場合も、その場で痛みの改善は実感できます。

神経線維の修復には時間がかかります。週に2~3回の治療を継続して半年から9ヶ月が目安です。

繰り返しの治療により神経線維が修復されると、痛みが出なくなります。

【症例1】6年間様々な治療して良くならなかった足裏痛(70代 男性)

6年前より両側の足底部の痛み(足趾のつけね~足趾・第1~5趾すべて)の為に、足の前部に体重をかけることができず、すり足でゆっくりとしか歩行できず。痛み止め、物理療法、理学療法(マッサージ、ストレッチ)鍼治療など様々な治療を行うもほとんど効果は実感できずにいました。当院には、知人の医師から遠絡療法を勧められ、受診されました。

初回治療にて、治療前の痛みを10とすると治療後にはほぼ0の状態となりました。治療後、3~4日は痛み無く歩行も快適にできましたが、4日目頃から症状が戻りました。しかし、戻った痛みも以前よりはずっと軽くなり、家族と歩く時も同じスピードで歩けるようになり、旅行もできるようになりました。

「足裏の痛みが改善(1)-1 (発症後の経過)」

 

「足裏の痛みが改善(1)-2 (遠絡治療後の感想)」

 
解説:

この患者様は、両側の足裏でも特に足ゆびのつけね(中足骨底部)から足趾までの体重荷重時の痛みの症状であり、単に腰椎部脊髄の原因だけでは無く、視床など下位脳の神経線維のダメージや圧迫の問題もあると考え、治療しています。現在、痛み止めなどは全く使用せず、足部にも触らずに遠絡療法による治療で頚部~脳幹部、腰椎部(L2/3~L5/S1中心)のライフフローの調整を続けています。治療後の効果は、今後さらに長くなり、戻ってきた時の痛みもさらに楽になっていくと予測しています。

【症例2】アキレス腱付着部から踵にかけての鈍痛(30代 男性)

とくにきっかけは無く、徐々に両側(初めは左、その後徐々に右側)のアキレス腱付着部~踵にかけて荷重時の鈍痛と張り感を感じるようになりました。仕事で外出をする時など、長く歩けません。また、ときどき休日に仲間とサッカーを行うので、早く改善させたいと希望し、他の整形外科で、湿布、理学療法は行っているがあまり効果は感じていないとのことでした。

遠絡療法により腰部脊髄のライフフローの治療を実施。

治療前痛みの程度が10だとすると →治療後は右側が0左側が2~3程度。左側は踵周辺の張り感が残りました。さらに、左踵部のライフフローを改善する治療刺激を行うと、左側もほぼ0となりました。

その後、週に1回程度2か月の継続治療で、症状が出なくなりました。

解説:

この患者様は、腰椎脊髄の神経線維の炎症による部分圧迫が原因の踵痛です。サッカーなどの運動で腰に負担がかかると再発しやすいので、希望があれば2~3か月に1度、腰部のライフフローを定期的に改善すると再発を防止できることでしょう。

【症例3】両側の踵から土踏まずの痛み 耳鳴り 不眠症 (66歳 女性)

とくにきっかけは無く、半年ほど前から両側踵痛が発症されました。特に、立ち仕事で、踵の周囲がズキズキし、同時に頭に響いてジンジンする状態。朝、起きて台所に立つときなどが得に辛く、土踏まずも痛い状態が徐々に悪化。あちこちの病院で色々な検査をしても異常無しで薬やリハビリでも効果が無く、大変困られて、娘さんからの紹介で当院を受診されました。

初回治療では、上半身が冷えたり急に発熱感を感じて汗をかくなどの体温調節障害や、耳鳴り、ドライアイ、ドライマウス、不眠などのご症状もありました。初回の遠絡治療直後より、踵痛や耳鳴りが治まる実感を持たれました。その後週1回程度の治療をご家族の車の送迎で2~3ヶ月継続する中で、徐々にひとつひとつの症状が改善みられ、踵痛や土踏まずの痛みも両側から左足だけになり、症状が出ても以前より軽い状態となられ、4ヶ月目には、残る症状が、時々起こる左足裏外側部の痺れ感と不眠症だけになり、5ヶ月目にはアーユルヴェーダによる食事指導にて不眠も完全に改善し、足裏の症状も出なくなりました。6ヶ月目には治療間隔を3週間あけても症所の戻りも無くなりました。

解説:

この患者様は、ライフフローの蓄積による脳幹部や間脳(視床、視床下部、脳下垂体)の機能低下からのご症状と、視床の神経線維の圧迫による足裏の痛みのご症状と診断いたしました。頚部から脳幹部、間脳に至るライフフローを調整する遠絡治療を行い、改善されました。

両側のかかと・土踏まずの痛み 耳鳴り 不眠症 改善例インタビュー動画

 

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