肩関節痛/肩関節周囲炎(五十肩・四十肩)

大阪から来院されたTさん、2回の治療で投球動作可能に!

肩関節周囲炎(五十肩・四十肩)

肩関節周囲炎は、一般的には四十肩、五十肩と呼ばれます。肩から腕が痛くて上げることができない、後ろにまわせないなど、肩の痛みと肩関節の運動障害(可動域制限)を伴います。

肩関節周囲炎の一般的な治療

肩関節周囲炎(五十肩・四十肩)は、一般的には加齢、過労による肩関節構成体の変性を基盤にして発症すると考えられています。

レントゲンで肩関節の状態を調べ、物理療法や運動療法などのリハビリテーションや神経ブロック注射などが行われます。

  • 例1) 肩関節石灰沈着腱炎
    検査:レントゲンにて石灰を確認
    治療⇒ステロイド注射
  • 例2) 腱板断裂⇒運動評価(Drop arm sign陽性)
    検査:MRIにて診断
    治療⇒鏡視下腱板修復術
  • その他)肩峰下滑液炎、上腕二頭筋長頭腱炎など
    治療⇒物理療法など

しかし、様々な治療を行ってもなかなか改善しないご症状の場合は、原因が肩関節以外の中枢(脳や脊髄)にある場合も多々あります。

遠絡医学による肩関節痛(五十肩・四十肩)の治療

肩関節に出ている痛みや運動障害(可動域制限)は、肩関節そのものに原因がある局所性のものと、脳や脳神経、脊髄、脊髄神経といった体の中枢部に原因がある中枢性のものがあります。

しかし、中枢性の肩関節の痛みや運動制限についての知識は、一般の西洋医学においては、ほとんど認知されていません。しかし、実際は肩関節周囲炎(五十肩・四十肩)と診断されている症状のほとんどが中枢性といっても過言ではありません。

中枢性のものも、症状の出方によりさらに原因部位が異なります。

中枢性の関節痛 症状による診断例と遠絡治療

症状1)急に片側の腕が上がらない

片側の肩の上から後ろにかけて全体的に痛むと同時に肩関節から肘背から手背の痛み(麻痺)
同じ側の足の力がはいりにくい(スリッパが履きにくい:下垂足)

診断
ごく軽微な脳血管障害(脳出血など)が発症している

遠絡治療:
急性期⇒脳の生体の流れを改善する治療

慢性期⇒脊髄のライフフローを改善⇒上肢や下肢の流れを改善する治療

症状2)肩の後側の痛み(三焦経の痛み)

反対側の肩を触るのが困難(水平内転運動障害)

診断
頚椎部の脊髄の微細な炎症による神経線維不完全圧迫が原因

遠絡治療:頚部脊髄をコントロールするライフフローを改善する治療

症状3)肩の前側の痛み(肺経の痛み)

背中に手をまわすことができない(後方伸展運動障害)

診断
腰椎L3/4部の脊髄の微細な炎症による神経線維不完全圧迫が原因

遠絡治療:腰部脊髄をコントロールするライフフローを改善する治療

症状4)肩の上側の痛み(肺経・大腸経の痛み)

腕を上にあげることができない(上肢の屈曲挙上運動障害)

診断
腰椎L4/5部の脊髄の微細な炎症による神経線維不完全圧迫が原因

遠絡治療:腰部脊髄をコントロールする生体の流れを改善する治療

適切な診断と原因部分のライフフローを改善する遠絡療法による治療を行うことが重要で、適切な治療を行えばその場で痛みが改善し、運動制限もなくなります。

  • 長期間に渡る運動制限により関節が拘縮している場合は、痛みは改善しても運動制限は継続します。関節が固まらないうちに、治療を行うことが望ましいです。

【症例1】20代 女性右頚部~肩の痛み

追突事故後、右頚部から肩痛発症。肩が痛むため、腕を上げることができない。(前方挙上70度)発症より1か月経過しましたが物理療法では改善しません。

遠絡療法にて、頚部の脊髄の炎症を改善する治療を実施。治療後すぐに肩痛は改善。前方挙上も120度程度まで可能となりました。最終可動域で少しつっかかる感じが残った為、さらに、肩~上腕のライフフローの調整を行ったところ、ほぼ全可動域挙上可能となりました。

解説:

この女性は、頚部脊髄の微細な炎症が原因で肩痛と運動障害が発症していました。発症後の経過も1か月と短く、痛みの改善とともに可動域も改善しました。遠絡療法にて、ライフフローの調整を繰り返すことで、徐々に症状の再発もなくなることでしょう。

【症例2】右テニス肘、右肩関節屈曲挙上運動障害の症例

20代、男性。テニス歴6年、最近、試合の練習が多くなったため、右肘の痛み、右肩の挙上困難が悪化し、整形外科を受診。くすり、リハビリなどを施行しましたが、症状が軽快せず、遠絡療法の目的で、当院を受診。遠絡治療を施行し、上記の症状はすぐに軽快しました。

解説:

テニス肘の中枢は腰椎L4/5、オーバーユース部位は上腕骨外顆です。肩関節炎の中枢も腰椎L4/5。オーバーユース部位は肩関節上方です。そのために肩関節屈曲挙上運動障害を起しており、遠絡療法によるL4/5の治療で肩と肘の両方の痛みが同時に改善しました。

【症例3】肩痛による運動制限(右上腕骨顆上骨折治癒後、凍結肩)1回で著効

前年、7月に転倒し右上腕骨顆上骨折。肩のサポーターと腕のスリングで1か月固定し、リハビリ開始するも、痛みが強く、ステロイドや麻酔の注射も効果なく、凍結肩の状態。リハビリでは痛みが悪化し、腕の痺れも出現。ご主人も内科医ということあり、肩専門の有名なクリニックも受診されたそうですが効果なく、4月になって友人の治療家の紹介で当院を受診されました。初日の治療にて、安静時も痛かった肩痛、上腕の痛み、痺れとも改善し、自動での可動域は、屈曲80度⇒140度 外転が70度⇒130度まで改善されました。1週間後の2回目の治療では、さらに痛みも改善し、屈曲、外転とも170度まで改善されました。

凍結肩といわれ都内の肩専門のクリニックでも改善しなかった肩痛と上腕の痛み痺れ、肩関節の可動域制限が、1回の治療で大幅に改善しました。

治療初日 2016年4月20日

遠絡療法による肩の可動域の改善

治療 2回目 2016年4月27日

遠絡療法による肩の可動域の改善
解説:

この患者様の場合は、遠絡医学的診断により、頚部、胸椎部、腰部の3カ所の脊髄に原因があると診断し、その部位の神経線維の圧迫を改善する為の遠絡治療を行いました。その結果、痛みも可動域もすぐに改善しました。痛みを堪えてのリハビリで、むしろ悪化していたことを考えると、リハビリ前に遠絡療法を行うことは大変有効と考えます。

【症例4】肩痛による運動制限(診断名 右肩関節周囲炎)1回で著効

55歳男性。4ヶ月前より特にきっかけはなく右肩の痛みが始まりました。近隣の整形外科でレントゲン検査を受けたが異常なく、肩関節周囲炎と診断されました。

肩痛の疼痛の為に腕を上げたり後ろに回すなどできなくなり、着替えなど日常生活にも支障をきたし、遠絡療法を希望され大阪より当院(埼玉県)を受診されました。

初回の治療にて、痛みはFPS(痛みの自覚評価スケール)にて、8(「かなり痛い」)から0(「痛くない」)へ改善。可動域制限も腕の挙上、外側から上げる外転動作とも大幅に改善しました。 1ヶ月後、2回目の治療に来院された際も、治療前の痛みは(「ほんの少し痛い」)であり、治療後は0となりました。 後日、「野球の投球動作を試しても痛みが出なくなった」と喜びのご報告をいただきました。

治療初日 2016年11月12日

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小泉医院遠絡医療センター

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